イノシシは活動していた

 (20241214)

天気は悪くて寒いけど少しでも電柵を回収しようと

カイロを背中に貼って田んぼに出た。

電柵の下の線は枯れ草で埋まったようになっていて

リールの巻き取りは苦労した。

釣糸のリールの巻き直しなんかしないで

電線を巻けばよかったと後悔したがすでに遅い。

僕が田んぼに行かなくなって人の気配がないのか

作業道の土羽や畔をイノシシが掘り返している。

コレラ菌に耐性のある生き残った奴がいるんだろうと思う。

赤い茎で毒々しい実のなる植物の根を掘り出している。

左の太い方は道路までくわえて出していた。

イノシシの気持ちを再現すると

食えないとわかり放置したような事なんだろう。

来年も春になったら畔や土羽の修理をしなきゃならんが

今年の春に比べて被害は圧倒的に少ない。

有害駆除の頭数が減ったのもうなずける。

一時間余り作業しただろうか霙は降るし

雪起しの雷が鳴ったので逃げ帰った。

明日は雪だと思うが遊びに行かねかならんので

電線の回収はするつもりだ。

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