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一年ぶりの境港

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  (20241030) 縁側に広げていた水分の高い酒米は 山が陰をして日差しが届かんので 結局ファンヒーターを焚いて水分を落とした。 朝早くから減った水分に当たる米を10g追加。 封をして夜が明けたのでパレットに積もうとしたら突然時雨れてきた。 困ったことになったと思ったが 8時頃から晴れたので急いでパレットに積んだ。 前回の出荷はフォークリフトで6回ほど検査場まで運んだが 今回はキャリーカーで運んだ。 キャリーカーは幅が広いので片荷になって車が大きく傾いたが 運搬距離が短いのでそのまま道交法無視で運んだ。 早く済んだのでトラックのコンテナを降ろし 境港まで頼まれていたコシヒカリと 餅米を運んだ。 途中、高野の道の駅で米の値段を見たけど とんでもない値段が付いていた。 昨年は 10月23日 に行ったのだが豪華客船が停まっていた。 お米を届けた後はいつも通り境港魚センターに寄ってみた。 午後3時を過ぎていたので閑古鳥が鳴いていた。 座っている人は蟹を一生懸命食べていた。 土日だと通路に人があふれるんだろうが 今日は早々と店じまいしたところもあった。 アンコウの切り身があったのでゲット、近くアンコウ鍋が食べられる。 定期コースで境ターミナルにある夢みなと公園の釣り状況も 確認して見た。 始めはなにも釣れていなかったが午後4時を回ったところで 小アジが釣れ出し、 次に小型のサバが入れ食いになった。 釣れれば面白いが食べるには困るパターンだ。 チヌ釣りだろうか本格的な装備の人も居た。 湾の先は大山。 景色を見ただけでも元気が出た。 僕も釣りの準備をしてみよう。

籾摺り千秋楽

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  (20241029) 昼までに酒米の籾摺りを済ませ、 昼からの会議に出て千秋楽お祝いの酒を買ってきた。 この二酒は目につきやすい所にあり よく買うやつだ。 左は山田錦65%磨きの純米酒、右は銘柄不明の50%磨きの大吟醸酒。 大吟醸は原料にはこだわらんが50%以上の磨きが必要。 両方飲んだが大吟醸の方が好きだ。 値段はほぼ同じなので原料由来の値段なんだろう。 千秋楽と言っても出荷と機械の掃除をしないと 終わったことにはならない。 昨年は25日に出荷して千秋楽としているので 今年は明日出荷して千秋楽となる。 昨年も掃除をサボって遊んでいたら年末になった。 これから天気がよくなって田んぼが硬くなれば 田起しなんかをしてみようと考えていたが どうなる事やら。 機械の掃除を一気に済ませ遊びと作業のメリハリをつけて 頑張ろう。 籾摺りは最後になって不調になって米が詰まったりした。 ベルト関係が下手っているのがわかったので 早速注文しておこう。

今年の秋の大失敗

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  (20241028) ラインの流れがおかしいとは思ったのだが ワンパレット(42袋)を勢いで籾摺りしてしまった。 玄米水分が16%もある。 水分計の誤差ではないかと希望を持ったが 何度試しても15.5から15.9%が出る。 水分が多いと玄米と機械の摩擦が増えて ラインの流れが悪くなるのは知っていたが うわの空で作業をしていた。 早く作業を止めて乾燥機を回せばよかったが 玄米になってしまえば青天の日に 紙袋から出してブルーシートに薄く広げ 直射日光を当てて乾かすしかない。 この方法は物凄い手間がかかって現実的でないので 天気の良い日に縁側に口を空けておくことにした。 天気がよければ数日で乾くと聞いていたのだが なかなか15%を切る所まで下がっていない。 太陽がだいぶ傾いて南側の山が邪魔をするので 縁側に日差しのとどく時間が短い。 オマケに天気も下り坂だ。 ストーブでも焚けば下がるかも知れん。 縁側に持ち上げるだけでも大変苦労した。 今年の酒米の籾摺りは大失敗になった。

ナメコ長者になるはずだった

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  (20241027) この前のキノコはナラタケというらしい。 調べると湿気が多く倒木なんかに多く生えるというから ここは生育条件にはピタリの所だったんだろう。 早く見つけて収穫していればと悔やまれる。 とにかく成長が早い。 傘が開いて三日も経てば茶色く変色して傷んでしまう。 写真全面がナメコ菌を植えたところだが ほとんどの榾木にナラタケが生えて採り遅れになった。 今では辺り一面に白い胞子をバラまいている。 木を腐らせる最強の菌らしくて 最近流行のナラ枯れの木にも生えるらしい。 ナメコは団地の一角に二本ほど生き残っている。 早く大きくなったものは昨日食べたが 残りは小指の先ぐらいになってきた。 もう三日もすれば親指くらいにはなって食べごろになる。 今年はナメコ長者になるはずだったが ナラタケにおき換わってしまった。 もう一度ナメコ菌を植えて再度挑戦してみよう。 ナメコは生の木でもよいが シイタケは秋に切って春に植える。 米が済んだら山に入ろうと思う。

刈り遅れは品質が悪くなるので田植を遅くしよう

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  (20241026) 最後になる酒米八反35号の籾摺りに取り掛かるため 籾殻の処理や乾燥機の中の籾を籾摺りラインの乾燥機に移動していたら 一日が終わった。 最後の籾摺りは画像の約0.9ha のになる。 希望とすれば反当八俵出来で、米袋にすると140袋は欲しい所。 お祭りの前の日から二日間で刈り取ったのだが あまりにも早く終わった。 実感としては七俵出来だと思う。 35号全部の単純計算で9俵少ないと思うが コシヒカリや酒米の八反錦が計画通り八俵近かったので 35号だけが少ないことになっても 面積からして落胆するほどのことではない。 明日から籾摺りに取り掛かるが 一日に100袋以上になるのは体の負担が大きい。 三日ぐらいかけて筋トレぐらいの感覚でやって見ようと思う。 八反35号の反省点は刈り取りが遅れたこと。 今年も昨年と同じ日に終わったが 猛暑のため一週間以上早く刈る必要があった。 収量は早く刈ってもどうにもならんが 品質だけでもいい酒米が作りたかった。 八反錦の刈り取りは適正だったと思うので 面積からしたら35号を先に刈るべきだった。 来年は猛暑対策として田植をもっと遅くするとか いろいろ計画を練り直すことにしよう。

人工栽培第一号

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  (20241025) 休んでばかりではいけないので籾摺りを始めた。 今日の所は70袋済ませた。 腰が痛くなってどうにもならんようになるのではないかと 心配したが意外に楽だった。 たくさんやると限界が来て ある程度の数量なら毎日動いていた方が よいのではないかという結論になった。 明日以降約150袋済ませば今シーズンが終わる。 今日の調子からすれば二日間あれば済みそう。 ようやく今シーズンの終りが見えた。 左側の名無しのキノコは痛みの少ない部分を少量採って帰った。 ナメコは両手に抱えるほど採れた。 寒くなればどんどん生える。 来週あたりからようやく飽きるほど食べれることになりそうだ。 隣りの高野町に餅米を買いに行ってきた。 昔は僕も作付けしていたが コシヒカリや酒米と混ざってはいけないので ずいぶん前から止めて買うことにしている。 高野町もナバは不作で コウタケなんかは㎏1万円以上で取引されているらしい。 それでも採ってくる名人がいる。 僕らは生えている場所を一切知らないので 人工栽培のナバで我慢しよう。

知らんキノコは食べられた

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  (20241024) 嫁さんがナメコ団地をワッチしている。 先日は川の落ち鮎を発見したのだが 今回ナメコ団地に行ったら知らないキノコが生えていたらしい。 採って帰ったので確かめたら シメジの匂いがした。 これは食べれると判断して朝にスープにして僕の腹で 確かめた。 昼まで様子を見たら何ともない。 僕が昼も食べて冗談ぎみに少し苦みがある様な事を言ったら 嫁さんはスープに手を付けなかった。 夕方になってもなんともないということで 豆腐と玉ねぎを入れた危ないスープにして 嫁さんもようやく食べた。 Googleで調べるが何というキノコかわからずじまいでいる。 危ない橋を渡りこれは食べれるキノコと喜んだが 今日採りに行くと気温が高いせいもあって 成長が早く痛みが早いということがわかった。 来年はワッチを強化して早めに確保して ガッツリいただくことにしよう。 ナメコの菌は早生に晩生と両方植えている。 もう少し寒くならんと出てこないようだ。 ナメコの発生が待ち遠しい。

大型ゴミが片付いた

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 (20241023) 何もしないので少し減っていた体重が元に戻り始めた。 明日から運動がてらに残りの籾摺りを始めよう。 邪魔になっていた1㌧水槽をジモティーに売りに出していたんだが ここに来て一気に売れた。 三千円という手ごろな値段もあるんだと思うが 季節的なこともあるんだろうか。 春の育苗時に水を溜めて散水すればいいと思い 大昔に買っていたんだが 嫁さんが水を溜めるめようなめんどくさいことは嫌だということで 早く処分しろとご下命が下った。 不要となれば邪魔になってしょうがなかったが 処分出来たので万々歳だ。 ダメになった機械もたくさんある。 順次処分して身軽になろう。

イノシシは減ってきた?

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 (20241022) 山登りが堪えて昼間は病院に行ったきり 何もしなかった。 病院と薬をもらうだけで半日は潰れる。 日に何本かのバスに乗る気にはなれんので 車がなくなれば便利な所に引っ越そう。 夜には元気になって猟友会の飲み会に行った。 イノシシやナバ情報もしっかり聞いてきた。 想像通りナバは不作らしい。 名人でもほんの少ししか採れていない。 イノシシの捕獲は前年に比べ80頭と半減した。 その代わり鹿が15頭と三倍近い。 確実に南部から北部に生育範囲を広げているようだ。 イノシシの減少は豚コレラの影響が出始めたのではないかと思う。 猟友会のメンバーは26人。うち銃器をもつ猟師は11人。 後は僕らのように農作物自衛の人が多い。 イノシシは見かけなくなったと思ったが 名人は罠で今月4頭獲っていた。 コツは何ですかと尋ねたら数多く仕掛けるとのこと。 至極当たり前の答えだけど 見回りも必要になるので僕にはまねができない。 本格的にやるのは農業を引退してからのことにしよう。

山の中を彷徨った

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  (20241021) 目標を定め朝9前からナバを求めて山に入った。 彷徨いまくって家に帰りついたのは午後1時30分だった。 昔ホンシメジをゲットしたのは娘が高校生だから 20年前になる。 笹地帯を抜け雑木を抜け頂上周りの岩盤を目指した。 記憶をたどりながら急斜面を登った。 目的の所に近づいたのは11時を回っていたと思う。 頂上を北に進むと次の頂上があり同じような岩盤が次から次現れる。 ウロウロしたら目的の所を過ぎたような感じになり迷った。 肝心のナバは一切見えない。 このまま頂上をたどり、登り下りを繰り返せば僕の裏山に帰れるのは知っているが 降りるところを迷えばとんでもない所に出る。 山に入った所に帰ることを決めて帰ろうとするが 元の登ったルートに戻れなくなった。 高いところほど斜度がきつく、土が薄くて滑りやすい。 急斜面の谷が生まれるところを下れば元に帰れる感じだが これを選択すると途中で谷が切れ込んで 身動きできなくなるのは知っている。 下りながら横に歩けるところを探し、 何とか元のルートに戻り帰り着いた。 見たたことのあるナバが帰り道にあった。 googleレンズを使おうにも電波が無い。 群生しているので食べれると信じてたくさん採って帰った。 嫁さんが毒じゃないのと捨ててしまった。 他にも毒ナバはたくさんあったので勉強にはなった。 家に帰りつき安心したので遅れたランチをとって晩飯の時間まで寝込んだ。 ホンシメジには11月なってからのようだ。 今日はとてつもない強烈な運動だった。 本当に疲れ切って次行く気にはなれん。 籾摺りをして米を出荷してから考えることにしよう。

サタケのステッカーが来た

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 (20241020) サタケのコメドックアワードのステッカーが来た。 鑑定を受けて申請し、ダウンロードできる方式だ。 僕のGoogleアカウントの写真は2023年だったので 2024年に張り替えておいた。 JAの検査では一等米でフレスタ米になったので 一等米でも少し上の等級になった。 もう一つの出荷は広島にある食協(株)という 米屋さんが出資した会社に出荷した。 ここの結果はまだ届いていないが一等米は確かだろう。 今年も一生懸命牡蠣殻をまいた。 宣伝文句は根張りがよくなるとか書いてあるが その土作りの影響があったかは知る所ではない。 今年は来年の春作業のタイトさを緩和するため 田んぼの秋おこしをしておこうかと思う。 土づくりにはディスクがよいので何十年ぶりかに装着して見る。 動くまで当分かかるが土への効果は大きいらしい。 11月の遊びを少し控えて頑張ることにする。

この雨で鮎は下って行っただろう

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 (20241019) かなりの雨が降った。 庄原市内まで出かけたが西城川も濁ってかなり増水していた。 鮎はもう少し楽しめると思ったが 昨日が最後になっただろう。 気をめぐらしてみると昨日は低気圧というか 前線を察知した鮎が急いで下っていたんではなかろうか。 鮎とかかまっていたので 籾摺りが1mmも進んでいない。 雨の日は米が移動できないので今日もやる気は起きなかった。 明日からいろいろ行事があって 23日水曜日の酒米の出荷に間に合いそうにない。 もう焦ることはないので月末の水曜日に出荷することにした。 今週一週間は温泉にでも入りゆっくりしよう。 裏庭の柿の木にキクラゲが生えている。 食べてみたので間違いはない。 昨年まではナメコが生えた。 不思議なことだ。 屋根に葉っぱが落ちて困っていたので切ったのだが キノコが生えていよいよ木が腐ってきたんではなかろうか。 直径は1mに近い。家側に傾斜しているので いつかは倒れるんではなかろうかと心配している。 重機が行けないので 裏山からワイヤーで吊る手もあるが20m以上あるので どうしよう。 細いワイヤーでも倒れる方向換えることはできるだろう。 いろいろ考えてみよう。

昨日の情報は誤りだった

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  (20241018) 嫁さんが寒くなったので昨日の写真の先にある ナメコ団地を見に行ったらしい。 道路から鮎が見えたというので昼前に大急ぎで網を入れてみた。 結果は鮎二匹。 網を張る間に鮎が四方に散らばってほとんどが逃げてしまった。 もう一人いれば下流と上流から攻めてもっと獲れたはず。 これはまだ鮎はたくさんいると思い 夕方二度目の網を入れた。 しばらくしてライトで照らすと一匹見えた。 一匹でもめんどくさくても上げないと魚が傷むと思い 川の中へ入った。 網を回収していると次から次に網に魚のアタリが出る。 揚げてみると結局7匹が獲れた。 下の魚はカマツカというらしい。 川のキスとの異名があるので食べてみることにした。 僕らが子供の頃には全く存在しない魚だ。 養殖の鮎についてきたらしいが 網にかかったので食べないわけにはいかない。 夜なので魚が糸に絡んで網から外すのに苦労した。 なんかコツみたいなものがあるんだろうが 僕は知らない。 雨が降らんので夜に下っているのを実感した。 誰も漁をしなくなったのに新しい発見があったようで 面白かった。 もう一つ、上げた網に鮎の卵が付いていた。 抱卵した鮎がいるんだと思う。 残念ながら明日からは結構な雨になる。 僕らの所の鮎漁は本当に終わりを告げるだろう。

最後の鮎を見送った

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  (20241017) 籾殻を処理しないと籾摺りができないので せっせと運んでいる。 左下の比和川に視線を落とすと魚影が見えた。 結構大きな五匹ぐらいが川下に下って行った。 ウグイはほぼ絶滅危惧種なので鮎だと思う。 200m下流にもたまり場がある。 急いで帰り網をはれば間に合うかと思ったけど、 スーツに着替える時間も気力もなく呆然と見送った。 ここから少し上流で元常川が合流していて 一番深い所で2mくらい。 だんだん浅くなって見えている瀬に向かうところに鮎がよくつく。 8月1日の解禁日もここで網を張った。 網が入るまではここの瀬に友釣りの人がよく入る。 この辺り一帯は鮎漁にはいい条件なんだと思う。 今日も籾殻を運んだだけで籾摺りは1粒も出来ていない。 出荷検査が来週水曜日まで無いので だらけてしまった。 実は米の出荷はパレットに7袋を6段積んで出荷する。 酒米の籾摺りになって5段目からの積み上げが きつくてたまらんようになった。 コルセットをすればいいというような話も聞くが 今シーズンの限界が来たなと思う。 この辺りが僕の限界と考えて 来年からは酒米の面積2haくらいはライスセンターに 持って行く計画にしよう。

釣りはもう少し先になりそう

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  (20241016) 何もやる気が起きん。 温泉にでも行こうかと持ちかけたら蹴られた。 いろんなYouTubeを見て過ごすが あっという間に時間が過ぎていく。 落ち鮎を見て歩いたがこの前の雨でみな落ちて行ったんだろう 姿はなかった。 庄原市まで下れば間に合うんだろうが追いかける気は全く起らん。 海の情報を見ても夏のような情報ばかりある。 アジの泳がせで青物や底物を釣ったという情報があるが 沖波止のようなところでないとアジは調達できないないみたいだ。 海水温が下がるのを持ってから釣りに出かけることにしよう。 先日コンバインの下に潜り込んで 刈刃を換えたんだが首が痛くなった。 潜り込んでの整備はよくあるので 寝転んで入れるものを買った。 3千5百円でしかも送料無料だった。 何もかも物価が上がっているのに安く買えるのは 嬉しいことだが不安が残る。 Temuでもいろんなものを買う。 安物を買って国が滅んではいかんので たまには本物を買うことにしよう。

鑑定結果は連続5年ゴールド

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 (20241015) サタケから食味鑑定結果が来た。 稲刈り中盤当たりの米を出したのだが 田んぼの位置的には家の近くのコシヒカリになる。 昨年は81点だったが今年は80点だった。 鑑定数値は全て上回るものの今年の点数が下がったのは 刈り遅れのことが響いたのかもしれん。 ゴールドのステッカーがもらえるので 早速交付を申請しておいた。 データが出来たらブログに貼り付けることにしよう。 僕らは毎日同じコメを食べるので食味の良し悪しはわからない。 一応ゴールドということでどこに出しても恥ずかしくないことが 証明されて安心した。 コシヒカリは寒い所で作るのがよいというのは定説だが 僕の所の標高400mは温暖化で危なくなった。 当分は大丈夫だろうが 対策をしないと食味が守れなくなる懸念がある。 投入する肥料や資材は買えるが温暖化はどうにもならん。 田植をさらに遅くする方法もよさそう。 リタイヤまでの残り二年はいろいろ試してみよう。

音の割には楽な修理

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  (20241014)   のんびりと言うか緊張がとけたというのか 稲刈り後の燃え尽き症候群の症状。 昼まで青空が続いたので猫と遊んだ。 次の稲刈りがないので籾摺りを焦らなくてもよいことになり 一気に気持ちが緩んだ。 籾殻をトラクターで運んで、いざ籾摺りをしようとすると 乾燥していたはずの籾の水分が高い。 一時間ほど乾燥機を回して停めに行ったら 作業小屋が騒がしい。 シューとかシャーという大音量で音源を探すと コンプレッサーから色選機にエアーを送るホースが裂けていた。 圧が抜けるのでコンプレッサーもフル回転をしている。 見れば経年劣化でなくサンダーが当たって擦れたような跡があり そこが破れていた。 ホースの中どころでなく端っこだったので 破れた所を切って繋ぎ直せば修理は完了した。 騒音の割には簡単な修理で済んだのはラッキーだった。 結局、今日の作業は籾殻を捨てにいったのと籾摺りを10俵ほど しただけになった。 昨日コシヒカリは出荷したんだが明日は酒米を出荷する。 ホークリフトで近くの検査場まで運ぶので 昼まで雨が降らないことを祈ろう。

昨年も今年も千秋楽は同じ13日

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 (20241013) 信じがたい速さで昨日残した稲刈りが終わった。 昨日の見積では三時間はかかるだろうと思っていたが 朝露の残る10時から刈り始めて12時ジャストに終わった。 一時間も早いと1コンバインの能力からして10a分 早く終わってしまったことになる。 籾摺りをしないと結果は出ないが 昨日からの稲刈りでトータル70石以上が収穫できると踏んでいたが 二台の乾燥機を見ると60石程度しかない。 米袋に直すと20袋位少ないんではなかろうか。 運のいいことに酒米八反35号は僕の経営面積からしたら 12%ぐらいにしかならない。 他の品種は平年並みになったから この不作はチョッピリしか影響はない。 刈り終わりの運転時間は639hr、刈り始めは580hrで 今年の使用時間は59hrとなった。 調べると 昨年は56hr 、一昨年は81hrだった。 稲刈りの千秋楽は同じ13日になった。 昨年は段取りが上手くなったとか書いているが 今年はコンバイントラブルの影響で時間が増えたような気がする。 今年の太鼓たたきはかろうじて4人を確保できたらしい。 数年間はやれるがこの先は全く見通しが立たない。 氏子も激減している。 この先お祭りも考えなければならんことになるだろう。 晩飯はお祭りの日なのでお寿司やご馳走を作ってもらった。 更にうれしいのは冷え込んだことで ハタケシメジが生えていた。 昨年は 10月13日 には二回目を収穫している。 早速ナバスープにしていただいた。 今年のナバはどんなことになるんだろう。 高野道の駅情報を調べてみよう。

ポツンとコンバイン

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  (20241012) 朝から出かけてお祭りの準備当番を済ませた。 掃除はシルバーにさんにしてもらうようになったので 僕らは飾付や正面の竜などをつくる。 竜は藁を左巻きでよじって三つ編みにする。 誰でもはできない作業で 僕はいつも手伝うのだが未だに一人では作ることができない。 手前は日露戦争で戦死した前垣善之助の石碑。 GoogleMapに載っていたので昨年気が付いた。 今日は小さい乾燥機しか空いていなかったので 0.4ha を余裕で稲刈りを済ませた。 集落内ではここしか稲が立っているとこはない。 ポツンと一軒家状態だ。 毎年この辺りの田んぼが 千秋楽 となって お祭りと重なる。 残った田んぼ二枚は長方形で 時間のかかる外周は済ませておいた。 面積は0.5ha くらいにはなると思うが 明日は午前中から取り掛かり午後3時頃から始まる 神さんがお旅に出るまでにはお宮に参ることができるだろう。 お旅では祖先が 御幣 を奉納しているので 我が家の役割となっている。 明日はお祭りの日だが稲刈りと米の出荷もあったりして 超多忙になりそう。 お祭りの飲み会 は後日改めてすることにした。

稲刈り時のイノシシ対策の遅れは致命的だった

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  (20241011) 酒米「八反錦1号」の最後を刈り取った。 コシヒカリの刈始めで忙しくて対応が遅れたため イノシシのやりたい放題だった。 流石に道路の横だけは被害が少なかったが 半分以上で悪さをしていた。 コンバイントラブル続出で刈り取り面積は30a余りだったが 半日かかってしまった。 残り面積は90a。二日に分けてやるつもりだけど 明日は祭りの準備があって明後日は祭礼がある。 準備の日は早く済むので刈り取りはできるが 祭礼は午後になるので刈り取りができるかは。 微妙な感じになる。 予報を見ると火曜から雨になる。 日曜日に刈り取りだけは何とか済ませたい。 行き当たりばったりでやって見よう。

籾殻を処理しないと前に進めない

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 (20241010) 籾殻を処理するためバケットを取り付けた。 空いたところに持って行くが狭いので 直ぐにいっぱいになり田んぼ近くの空き地に持って行く。 ここを空けないとトラックが出入りできない。 雪のように重くはないが道路を走って行くので 処理の時間がかかってしょうがない。 稲刈りは残り1.3haになったが 籾摺りは2.0haくらい残っている。 籾殻運搬の修理部品が来てもここを綺麗にしないと 使えない。 今シーズンはこのまま籾殻を処理しながら やることにしよう。 日が落ちると急に寒くなる。 バイクに乗るには長袖のつなぎ服一枚では とても走れんようになった。 最低気温が10℃を下回ると一斉にキノコが発芽して ナバの季節になる。 山に登ってまで探しはしないが 足元に生えるシメジが気になってきた。 ずいぶん昔だが10月10日にオオハギ(ホンシメジ)の シロ(群生したところ)に当たったことがある。 市場に出せば数万円は確実なほどの量があった。 場所は知っているが急斜面を登り切らないといけない。 昔のことを思えば温暖化でナバの時期も遅れてと思われる。 今から行っても十分間に合うだろう。 島根半島の歩いて行く釣り場 のことを思えばずいぶん近い。 一度登ってみることにしよう。

八反錦は70%完了、残りの稲刈りは1.5ha

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 (20241009) 晴れるとの予報だったが朝一番で 晴れているのに小雨が降った。 籾摺りに手間取り午後2時前から稲刈りを始めようとすると また小雨が降った。 今日は諦めるかと思った瞬間に晴れて強い風が吹いた。 風が吹くと乾きが早いので稲刈りを始めた。 日誌をつけて見ると午後二時過ぎから日没までの 3時間余りでも40aを刈っていた。 乾燥機に入れると水分28%が出た。 雨続きの籾殻自体が吸っている水分で 中の米は22%ぐらいと思われる。 こんな時は燃料ばかり食って効率がすこぶる悪いが 稲刈り優先なので仕方ない。 酒米の八反錦の作業進捗は70%を越えた。 残った田んぼは5枚になった。 面積が60aは一日で刈り取りはできるが 乾燥機一台では間に合わないので二日で済ませることにする。 次の品種の八反35号を合わせると残り面積は1.5haになった。 明日は米の出荷があるし籾摺りもある。 焦っては大失敗になることが多いので 余裕を持って作業を進めよう。

次のトラブルは籾殻関連

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  (20241008) 作業は曲がりなりにも進んでいるが 籾殻をトラクターで運搬する器が壊れた。 籾摺りをしながら器に吹き込んで田んぼに捨てに行くのだが 籾殻を繰り出す幅の広いベルトが切れた。 ベルトは器の底板を兼ねるので器はまったく機能を失った。 この器で約0.2ha 分の籾殻が運搬できる。 部品は交換できるというが かなり難しそう。 部品が来るまで籾摺りをしないで待つわけにはいかない。 試験的に籾摺りをしてみたが広範囲に飛び過ぎる。 右側にトラックが通る通路を確保するため簡単な壁を作った。 溜まったところでトラクターを使い 空いたところに積み上げながら 当分やるんだけど後始末が大変になる。 広い田んぼが近くにあればそこまで飛ばして焼く手もあるが 僕の所ではできない。 後始末には捨てる田んぼまで運ぶダンプがいるなど大変な作業。 残り2ha の籾殻はかなりの量になる。 部品が来たら突貫整備で交換して できるだけ後始末が楽なようにしようと思う。

酒米の稲刈りは36%が完了

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 (20241007) 雨が降って籾摺りの準備をする以外何もしなかった。 準備が整った時点で籾摺りを始めようとしたら 手持ちの水分計を見ると15.7%という数値が出る。 3回ぐらい試したが同じだった。 15%から0.1%くらいオーバーなら水分計の誤差としてギリ検査には通るが これでは検査場から持ち帰って天日干しの憂き目にあう。 乾燥機に籾を戻し15%以下になるよう設定して今日の作業はお終いにした。 明日出荷しないといけないので 朝早くから籾摺りを始めることにする。 酒米の稲刈りは36%が済んだ。 残りは1.9ha は最速で4日の日程になる。 ここは八反錦という品種で約半分が済んだ。 籾摺りもあるので余裕をもってやれば6日くらい必要だろう。 連休中にお祭りがある。 今年は掃除当番があるので二日休憩することになるが 来週半ばには稲刈りの千秋楽となるだろう。 今日明日雨が降って休憩になるのは良いが 田んぼに水が溜まってしまった。 少し難儀をするかもしれんが湿地クローラーの 本領発揮 ができるだろう。

ベルトは切れる前に交換を

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 (20241006) トラブル的には大きい方ではないがコンバインを買って 初めてのことだった。 イノシシの入った所を無理して刈っていたら 大きな藁の塊がこぎ胴に行き藁カッタに詰まった。 コンバイン緊急停止したので藁を排除して 強制的にエンジンを回したら次はベルトが切れた。 見れば焼けた後もあるしヒビも入っていた。 前回止まった時に換えておけば防げたかもしれん。 田んぼの真ん中で止まったので藁を切らずに 一周して道路端まで帰った。 酒米の藁は倒れない品種なので長くてガッチリしている。 昔なら牛飼さんや畑をする人なら喜んで 引き取てもらえるのだが 今ではそういう人はいない。 来春そのままトラクターで鋤きこむことにする。 ベルトはホームセンターにあったので交換して 時間ロスはあったが稲刈りは継続出来た。 雨予報だったがとうとう最後まで雨は降らなかったのは ラッキーだった。 昨日困ったことになった籾の水分差を 熱を加えないで循環させたら籾水分が18%と馴染んできた感じがする。 ここから水分16%近くまで熱を加え循環乾燥させる。 16%になったらもう一度寝かせて明日は 適正水分の15%以下にするつもりだ。 今回は明日の結果を見なければわからんが 稲刈りをしながら乾燥機をやりくりして うまく乾燥できたと思う。 二日間余計な手間がかかった。 今一度刈り過ぎは禁物と頭に叩き込もう。

切れ味よくなって刈り過ぎた

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  (20241005) この前から稲刈り後の株元の様子が気になっていた。 刈刃を点検すると上刃も下刃も石に当たりかなり欠けている。 特に上刃はスライドするので欠けた刃が多い。 自分で打ち換えた刃 を持っていたので交換することにした。 自信がないので大丈夫かと心配したが 実際刈ってみて刈り跡は綺麗になったので 素人修理でもなんとかなったのでめでたいことだ。 調子に乗って稲を刈り過ぎた。 35石乾燥機に入らず前日の水分17.5%まで乾かして寝かしていた 43石乾燥機に一時間かけて5石ほど混ぜ込んだ。 35石の乾燥機に入れたのは水分21%だった。 4%余りの水分差を均等にするには時間をかけて 籾どおしが水分を引っ張り合う乾燥をするしかない。 当分43石乾燥機は使えなくなった。 稲刈りばかり進んでも籾摺りがついて行かない。 刈り過ぎは絶対やってはいけないことは理解していたが うっかりしていた。 35石乾燥機はコンバインのグレンタンク6杯が 限界ということを肝に命じよう。

酒米もイノシシの影響のあった所から始める

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 (20241004) 稲を刈る気はなかったが 昼前から日がさし風が吹いたので午後二時から刈り始めた。 まずはイノシシの入っている田んぼを片付けようと刈り始めた。 コシヒカリはイノシシの 影響 が出始めた所から始めたので 勝ったような気持ちになったがここは敗戦気分だ。 イノシシが入ったのは確認していて 道路から見る大したこと事はないとように見える。 いざ刈り進んで反対から見ると大変なことになっている。 田んぼ三分の一は刈れない状態だった。 穂が付いているのが見えるのだが 踏み込んでいるので藁の引き起こしができない。 いつものパターンでコンバイントラブルになった。 こんなことは今までもあったので ある程度の覚悟はできていたが今更ながら悔しい。 立っている稲はイノシシがくわえて 穂は付いていない。 このまま放置するわけにはいかんので うわべだけを刈って切った藁を倒れた稲に被せておく。 電柵を点検すると碍子が上にあがり変な方向になって 柵線が緩んでいるところがある。 9月に入って柵線下の草刈はしていないし見回りもしていない。 草に漏電して電圧が下がっていたのは確かだ。 器用なイノシシがいるもんだと変な関心もする。 もっと詳しく見ると他にも出入りしているところはあるんだろう。 イノシシの姿が減ったという人も居る。 恐らく豚コレラの影響だろうと思う。 僕の所は癖の強いのが残っている。 来年はもっと対策を強化しよう。

恨めしい雨になっている

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  (20241003) 秋雨前線の恨めしい雨が降る。 始めは休憩になって酒米の稲刈りの準備ができると喜んでいたが 状況が変わった。 週間天気を見ると土日の二日間しか稲刈りができそうにない。 稲は早く刈ってくれと完全に色づいている。 どの田んぼもイノシシの入ったところ以外は 立っているのが救いだ。 ここの品種は八反錦で倒れる品種ではないが もう少し倒れ加減がいい状態なんだがこれ以上の欲を出したら 米の神さんに嫌われるだろう。 雨のおかげで埃っぽい籾摺りラインの掃除が 嫁さんの手伝いもあって完了した。 もう二日も休憩したが明日も雨模様。 在庫の米を保冷庫に整理したりして 万全の体制にしておこう。