旭酒造勝手に視察報告

 (20230123)


今朝の積雪は5cmくらい。

冬らしい景色になったが夕方には田んぼの雪は消えてしまった。

三次中央病院に通院したが他の雑用とで一日が終わった。

比和の生活では総合病院に行く日は一日がかりになる。

農閑期の内に治しておこう。

(20230122山口)

旭酒造勝手に視察報告

旭酒造の本社ビルはどこかのホテルか

と言うほど県道周東美川線の横にそびえたっていた。

山の中で突然現れる感じ。

橋の復旧費の負担金2億数千万円は

周りの雰囲気からして惜しくはなかったのだろう。

離れたところに点々と出荷センターや冷蔵蔵等の大きな建物があった。

一番遠いのは6km離れた精米所で国道2号線にあった。

精米所のいきさつは漫画の中に書いてある。

なんで効率の悪い配置や本社ビルを高くするかと尋ねたら

工業団地のような大規模な土地が手に入らないという。

田舎でタダ同然の土地はいっぱいあるだろうから

造成すればいいと僕らは思うが

地権者が多すぎて境界がわからんし

相続できていない土地がほとんどで登記できないということだった。

僕が常々山の財産の行く末に警鐘を鳴らしていることが

現実になっていることを改めて思った。

詳しい人によると航空測量を使っての国土調査ができるらしいので

できることなら目の黒いうちにやってほしいと思う。

話しが他所に飛んだが旭酒造の話に戻る。

本社ビルから橋をはさんで対面に直売所がある。

外観からは直売所はやっているかどうかはわからんかったが

入り口を入ったらOPENの看板があった。

この建物と橋のデザインは設計者が同じで国立競技場

と言えばみんなピンとくるだろう。

中に入るとゴージャスで高級レストラン風の感じ。

外観とはえらい違いだった。

一番高い酒は一升16万円というのもあった。

見間違いかと思ったけどしっかり確認したので間違いない。

一俵50万円の山田錦で造ったんだろうな。(漫画の中の情報です)

磨いた米の酒(大吟醸)は冷が常識だけど結局水を足してぬる燗にして飲めるという

安い酒(それでも700ml三千円)と奈良漬と漫画を買って帰った。

プラスDASSAIのTシャツも買った。

漫画を買ったのは旭酒造の獺祭の歴史を本で勉強するより

島耕作の流れの漫画で読めばより頭に入るだろうと思ったから。

獺祭の由来は漫画の中に書いてあった。

「獺祭」は「獺越(おそごえ)」の地名からきている。

「獺(おそ)」は「川獺(かわうそ)」のこと。

カワウソが獲物をお供えをする格好をするという言い伝えから

「獺祭(かわうそまつり)」に。

なんでTシャツのロゴがこれなんだろうと思っていたけど

漫画を読んで納得した。

内容を知ってからこのロゴは可愛くて好きになった。

橋は普通の一車線タイプの幅だけど

木の欄干のせいで人間が小さく見える。

旭酒造は想像を絶する物凄い会社だった。

漫画に載っている写真は本社の前にある廃校が悲しげに見えるけど

木造風で案外似合っている。

岩国市は使い道のない広い学校跡地と建物を旭酒造に払い下げをして

ワイナリーにしたらどうだろう。

そのぐらいの馬力は旭酒造にはあると思う。

店内の写真は許可をもらって写したけど

漫画の中の写真転用はどうなんだろう。

気にするほどの事はないと思うが

それにしても弘兼さんの漫画はよくできている。

一見の価値はあった。

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