我が家の木は発電燃料にもならんかった
(20220714)
廿日市市木材港のwood oneのバイオマス発電所に来ている。
森林組合の研修会で来たけど
木材港に来たのは何年ぶりだろう。
右がボイラーで左がタービン建屋。
説明によると年間一万世帯以上に電力を供給しているという。
そもそも木材港にバイオマス発電所があるなんて知らなかった。
Google mapにも載っていない。
戦争の重要目標は載せない決まりだろう。
研修して結論から言えば県北の木材は輸送面で
不利になるみたい。
未利用材トン当たりウン十円ではトラックの燃料にもならん。
金にならん木は燃料にという算段はもろくも崩れ去った。
ニュージーランド・フィリッピン・ベトナム・中国に工場がある。
ニュージーランドは永久伐採権があり、30年前に植えた木がようやく
伐採できるようになったと説明を受けた。
日本の木の50年以上ということを思えばこれまた競争にならん。
今度植える我が家の木は
ひ孫の小遣にはなるよう草葉の陰から祈ることにしよう。
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