山の続き
(20211029)
僕が知る山の中で松はほとんど枯れているが
山に入って一本だけ枯れていないのを見つけた。
近くにもう一本見つけたが葉が落ちて枯れていた。
まだしっかりしているから最近枯れたのだろう。
この木も葉の色が悪そうだから枯れてしまうのかもしれん。
昔は家を建てる時必要だから松があれば必ず残しておくという話を聞いたことがある。
今なら枯れる前で太くて真っすぐに近いから立派な柱がとれそう。
家を建てる予定も余禄もない。
このまま朽ち果てるのかと思うと心残りだがしょうがない。
裂けた株元はこんなぐあい。
ミシミシ・バシーっという音ともに芯が株元に残り幹の5mくらいが裂けていた。
用材なら商品価値なしになるが燃料にするから裂けた方がよく乾いて好都合だ。
裂けたところは早めに持って帰り小さく割って今年の冬を乗り切ることにしよう。
境木の下に咲くウコンギク。
草刈をしていない所によく似た白いのがあるが
ここのは肉眼で見るとホント綺麗な紫だ。
昔ホームページを見た自然栽培のメンバーが教えてくれた。
花をめでることはめったにしないが
何もない山の中で毎年この頃同じところに咲いている。
木陰なんだけどここを好む理由があるのだろう。
僕だけが知る花だ。持ち帰らずそっとしておこう。
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